起源
「ジッポー」の名称起源には諸説ある。
- 創設者ジョージ・G・ブレイズデルが、ジッポーと同じく同じペンシルバニア州で発明された「ジッパー(チャック)」をもじって「ジッポー」と名づけたとする説。
- ケースを開けて点火する際の擬音からの着想説 等
しかし、正確な起源は不明である。
ジッポー開発のきっかけは、ブレイスデルの友人のライターであったと言われる。この友人は伊達をもって鳴らす洒落者だったが、なぜか作りの如何にも粗雑なオーストリア製オイルライターを使用しており、その使いにくさに悪戦苦闘していた。「もっと良い物を使ったら?」とブレイスデルがいさめたが、当人曰く「点きゃいいんだよ!」。しかしブレイスデルは大幅な改良によって「もっと良い」ライターを開発したのであった。このエピソードは、パッケージのケースにある「It works!」の文字に残されている。
ちなみにこの友人のライターは “CYKLON” なるオイルライターだったという記録が残っている。キャップ式の蓋を持つこのライターは、当時のライターとしては機能面で洗練され、構造的にも単純であるために機械的な故障も起き難く、また風防形状から見て、かなり風のある場所でも使用できたと見られる。しかし回転ドラムの支柱が脆弱な体裁であり、使用材質や板厚から見て、強度面での難が推測される。またキャップ部分は使用時に引きぬいて取り外すため、ジッポーのように片手で使用する事は困難である[1]。