フリント(火打ち石)
ジッポーのフリントとウィック(芯)は、オーストリアのIMCO(イムコ)社互換品である。これはジッポー創業当時、オイルライターの分野では事実上、IMCOが世界標準規格になっていたことに起因するという。現在ではフリント、ウィックとオイルはジッポー純正品が用意されている。日本でも、コンビニエンスストアやキヨスク、煙草販売店や雑貨商等で普遍的に取り扱われており、全国各地で比較的容易に購入可能である。IMCO社製交換パーツを流用することもできるが、現在では推奨されていない。他社がIMCO規格に追従した製品(場合に拠ってはコピー商品)を製造しており、それらをジッポーに利用している使用者もいる。
フリントは発火ドラムがスムーズに回らなくなったら換え時だが、フリント押さえバネの取り外し・取り付けにコインまたはマイナスドライバー等が必要である。ネジ頭部のスリットはアメリカの1セント硬貨がジャストフィットするように作られている。次の交換の際、コインが無いと緩められないほど締め付ける必要はなく、指の腹で押しながら回すなど、軽く締める程度で十分である。
なお、ジッポー社ではインサイドユニット底面のフエルトに穴をあけ、ここに予備のフリントを差し込んでおくことを推奨していたが、この穴は後の一部モデルで廃された。しかし穴のないインサイドユニットでも、フエルトの隙間に予備フリントを挟んでおくことは可能である。